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透間風

本棚に隙間があると埋めたくなる。

散漫な詩になりました。

小指の指紋をなぞってやるように
君を愛でた
けれど飽きてしまったようで
そのいじらしさをつまみ、舐めてくれなくなった

たえられず、寒かろうと
意を決したプラトニックなキス
交わしたと思ったらかわされ
止まろうと思えずに君の奈落へゆく
抵抗に削られる僕は一つの真理を象って
露出した熱い恋心が
さらに純粋なものへと磨かれる
伝え方を迷った僕は
あの夕方、あの寒い場所から、家に帰り
夕飯を食べて、風呂を浴びた
いつものように本を読もうとして本棚を見渡すと
ちょっとした隙間に本が傾いている
僕のおすすめ、貸したままだ

くたびれて動きそうにないそいつ
涙の跡をなぞるように、愛でるように
手を差し入れ
支え
寂しさを見た

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